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グラブ浚渫工法とは、グラブバケットで水底に堆積した土砂を掘削する工法です。作業するグラブ浚渫船には、パワーショベルのように360度旋回可能なウインチ機構をもつ揚重機が装備され、浚渫用のグラブバケットを昇降させて水底の土砂を浚渫します。基本的には起重機船の巻き上げ機と同じですが、グラブバケットの開閉と巻き上げ、支持のためのドラムが2カ所以上必要で、水底にたまった土砂を掘削し、水深を確保する維持浚渫工事を中心に行なっています。
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■航路の浚渫や防波堤の基礎の床掘、深さの変化が多い場所の浚渫に適している。
■グラブバケットを吊るロープの長さで深度に対応するので、大深度浚渫が可能。深度による掘削力が変わらない。
■グラブバケットの揚重比(バケット容量とバケット重量の比率)を大きくすることで、硬土盤の浚渫も可能。 |
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管送ポンプ浚渫工法とは、ポンプ浚渫船により水底の土砂を吸い上げ、これを管路で搬送する工法です。浚渫土を利用した埋立造成で最も多く採用され、とくに大規模な港湾工事で威力を発揮しています。ポンプ浚渫船は、浚渫場所の深度によって上下するラダーを船の先端にもち、ここに土砂を吸い上げる吸入口、さらにその前に水底を掘削するカッターを取り付けた「カッター付きポンプ浚渫船」を使用します。ラダーを降ろしたあと、カッターをモーターで回転させながら土砂を掘削します。こうして切り崩した土砂を水と一緒にポンプで吸い込み、排砂管を通じて埋立地や処分地に搬送します。
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バックホウ浚渫工法は、油圧ショベル型掘削機を搭載した船で浚渫する工法です。掘削機の遠隔操作が可能で、他の方式より安価に建造できる等の利点があります。陸上にある荷役・積込・掘削機械を作業船に搭載し、港湾土木工事に応用。工法も陸上での掘削工法とほぼ同じで、土運船と組み合わせて施工します。
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真空吸引圧送工法は、特殊吸引機を使用し、河川・湖沼・ため池等の底泥を高含泥にて浚渫圧送することができます。処分地の余水処理施設及び処分面積が小さくてすみ、トータルコストの低減が可能な経済的な工法です。また、浚渫区域での水質の濁りがほとんどなく、環境に与える影響も極めて少ない環境配慮型浚渫工法です。
特殊ドラムアタッチメントで直接吸引するため、底泥回収時の汚濁発生が極めて少なく汚濁防止フェンス等の設備は不要です。
高性能の真空発生装置を使用することにより、高濃度浚渫を可能にしました。それにより陸上処理も軽減できます。連続吸排機を使用する事により施工効率が向上します。また、吸引作業に油圧ショベルを使い操作性を容易にしました。水底から吸引された汚泥は陸上に設けられる施設まで管路にて圧送され、空気に触れることが無いため、悪臭の発生や汚泥の飛散等がありません。浚渫船はパーツ別にトラック輸送するとこができ、現地にて組立・解体が行えます。 |
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