機関士として、大型作業船での機械の操作とメンテナンスを行なっています。作業船には船の心臓部であるエンジン、ポンプや発電機といった様々な機械が搭載されていますが、工事期間中はそれらを故障なく動かし続け、工事を順調に進めていくことが私たち機関部の役割。エンジン始動前のエンジンオイルや冷却水の点検、稼働中の各エンジンの温度や圧力の調整、作業終了後の点検・整備を確実に行いながら船の通常運転を維持します。また工事期間外は、機械全体を綿密に点検し、傷んだ部分を補修するなど、万全のメンテナンスで次の工事に備えます。
特にインドネシアのパティンバン港開発工事が印象に残っています。1年以上に渡る工事で、現地の作業員も加わる現場でした。もちろん通訳はいますが、全ての会話を通訳してもらうわけにもいきません。最初はかなり困惑しましたが、そうもばかり言っていられず、自分たちも相手の言葉を覚えようとがんばりました。その甲斐あって、徐々にコミュニケーションがとれるようになり、こちらの作業員と現地の作業員が一体となって工事を無事完成させた時には感慨深いものがありました。苦労した分、自身の良い経験として記憶に残っています。
後輩へのメッセージ